グローバルコラム ※日付は米国時間です※

モバイル

[新着] Honor、Magic 6 Ultimate Editionの水準を引き上げ~初のタンデムスタックOLED搭載スマートフォンを発表

March 18, 2024

Honorが今日、中国でMagic 6 Ultimate EditionとMagic 6 RSRを発表する。HonorはWeiboへの投稿で、Magic 6 Ultimate Editionにはディスプレイ寿命を600%延ばし電力効率を最大40%改善するというデュアルスタックのタンデムOLEDディスプレイが採用されることを明らかにした。 […]
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OLED

[新着] Apple iPad用OLED出荷開始に関する最新情報

March 18, 2024

LGDとSDCの両社が2月にiPad用OLEDの出荷を開始したことが、サプライチェーン関係筋の話で明らかになった。当初の計画では、12.9インチはLGDが単独で供給し11.1インチはLGDとSDCが分担することになっていた。その後、初のタブレット用OLEDであるためLTPO、タンデムスタック、ガラス薄型化による歩留まり低下などでOLED価格が上昇し需要が減少したことから、11.1インチはSDCが単独で供給することになったと報じられた。 […]
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MicroLED

Apple、MicroLEDプロジェクトを中止

March 4, 2024

AppleがApple Watch向けのMicroLEDプロジェクトを中止した。この決定はLEDメーカーのams OSRAMがMicroLEDプログラムの「基幹プロジェクトの予期せぬ中止」を発表したプレスリリースで確認されている。 […]
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TV

TV用LCD価格の上昇は第2四半期も継続へ

March 4, 2024

2月に始まり3月も続いているTV用LCD価格の上昇は第2四半期も継続の見通しで、FPDメーカーにとっては明るい兆しとなっている。価格上昇は劇的と言うには程遠いものの、採算が厳しいFPDメーカーにとっては一息つける状況だ。 […]
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田村喜男の視点 他

[3月号] 2023年のFPD製造装置メーカーランキング

March 1, 2024

2023年のFPD製造装置売上高ランキングでは、キヤノンが2年連続で首位を維持した。この売上高にはキヤノントッキが含まれており、キヤノンとトッキを分けた場合には、Applied Materials (AMAT) が首位、キヤノンが2位、キヤノントッキが3位となる。 […]
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[2月号] CES 2024から見えたAdvanced TV技術

February 5, 2024

世界経済の低迷に伴い、2023年に続いて24年も苦戦が予想されるTV市場だが、先月開催されたCES 2024には4000社以上が出展し、コロナ禍以前の活気を取り戻したように映った。各社が最新のFPD技術を数多く披露し、あの手この手で消費者の購買意欲を喚起しようと躍起だが、そのなかから大型FPDに注目して紹介する。 […]
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[1月号] 2024年のFPD市場トレンド

January 10, 2024

DSCCでは、2024年のFPD需要面積 (液晶+有機EL) の伸び率を前年比5.9%増、生産能力の増加率を同3.2%増と予測している。いずれもマイナスだった2023年から回復する見通しで、製品在庫が正常化して市況が上向くと見込まれる4-6月期から復調を感じられるようになるだろう。 […]
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Counterpoint ResearchがDSCCを買収、 ディスプレイとサプライチェーンの専門知識にさらなる深み

December 14, 2023

Counterpoint Research は、供給サイドでは半導体/部品/製造、需要サイドではスマートフォン/家電/PC/サーバー/ネットワーク/自動車/産業/その他コネクティッドエンドマーケットをカバーしている、世界有数のテクノロジー業界リサーチファームです。Counterpoint Researchはこのたび、ディスプレイ業界のスペシャリストである Display Supply Chain Consultants (DSCC) の買収を完了しました。 […]
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最近の報道記事

◆3月19日付の日本経済新聞「テレビ用液晶パネル2%高 2月大口~パリ五輪商戦控え」に田村喜男の分析コメントが紹介されました。
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◆2月15日付の日本経済新聞「テレビ用液晶、下げ一巡~1月大口、生産調整進む」に田村喜男の分析コメントが紹介されました。
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◆1月26日付の日本経済新聞「
有機ELパネルの市況低迷、3四半期横ばい~TV販売鈍く」に田村喜男の分析コメントが紹介されました。
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◆1月21日付の朝日新聞「「はじめから勝算なかった」国主導企業の破綻~有機ELに見た幻想」にDSCCの分析データが紹介されました。
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◆12月7日付の日本経済新聞「
テレビ販売、世界で不振~大型液晶価格1年2カ月ぶり下落」に田村喜男の分析コメントが紹介されました。
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◆11月29日付の日本経済新聞「
中国BOE、有機EL新工場に1.3兆円~最先端基板を量産」にDSCCの分析データが紹介されました。
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◆11月27日付の日本経済新聞「
小型液晶パネル3%安~10月大口、テレビ販売鈍く調達減」に田村喜男の分析コメントが紹介されました。
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◆10月27日付の日本経済新聞「
台湾液晶AUO、車開発の上流に~独部品大手を買収」に台湾支社Leo Liuの分析コメントが紹介されました。

注目の調査レポート

FPD全体市場 FPD稼働率/設備投資/装置/企業収益 FPD部材 FPDコスト 有機EL (OLED) 液晶 (LCD) テレビ (TV) IT (タブレット/PC/モニター) スマートフォン その他 個別対応

田村喜男の「季刊 FPD需給観測 (市場総論) レポート&データベース」+解説動画 (2時間)+テーマ無制限!お客様固有のご関心項目への質疑応答WEB会議 (2時間)

年4回刊

お客様のビジネス課題やお悩みは日々刻々と変化し、その内容も事業によってさまざまです。年間を通じて「フレキシブル」「コンスタント」「リーズナブル」に、DSCCのあらゆる分析資料&アジア代表・田村喜男の知見をフル投入して、お客様を個別にご支援します!田村のWEB会議枠の限界事情で大口ご契約社様専用であった本サービス、いよいよ一般のお客様向け販売を開始しました!※請負可能数に限りあり、どうかお早目にお問い合わせください。 […]
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FPD注目技術 FPD部材 テレビ (TV)

Quantum Dot (QD) Display Technology and Market Outlook Report [2024年3月発刊]

2024年3月

量子ドットはここ10年近く、LCD パネルの色の強調に使用されてきました。商用化されている最新ディスプレイ技術はQD-OLEDです。この技術では、OLEDパネルの上にインクジェット印刷された量子ドットカラー変換 (QDCC) 層を使用します。近年、エレクトロルミネセンス量子ドット (EL-QD) が大きく進化しています。この技術では、量子ドットが色を変換するのではなく直接発光するため、青色OLEDスタックが不要になります。最近では、Samsung Display、TCL、Sharp、BOEなどの大手FPDメーカーがEL-QDの試作品デモを行っています。量子ドットはMicroLEDディスプレイでも活用可能です。色変換が赤色MicroLEDの効率の低さに対処する解決策になると見られています。また、小型のモノリシックMicroLEDディスプレイについても検討が進んでいます。 […]
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FPD注目技術 有機EL (OLED)

The Future of OLED Manufacturing Report [2024年1月発刊]

2024年1月

アクティブマトリックスOLEDは400億ドル市場となったものの、成熟技術の域にはまだかなり遠いのが現状です。OLEDにはさらなる成長の可能性があり、現在もコストと性能の両面で進化を続けています。また、MicroLEDが台頭している今、OLEDは性能向上とコスト削減のプレッシャーにさらされており、MicroLEDにシェアを奪われないようOLEDのコストと性能の大幅向上を目指す取り組みも並行して進められています。 […]
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FPD注目技術 有機EL (OLED) スマートフォン

Quarterly Smartwatch Shipment and Technology Report [2024年1月創刊]

年4回刊

本レポートはスマートウォッチ用OLEDおよびMicroLEDの出荷実績を、FPDメーカー、ブランド、フォームファクター、ディスプレイサイズ、FPD平均価格、FPD出荷額などの項目別に追跡するとともに、OLEDおよびMicroLEDスマートウォッチに関する予測を提供しています。また、スマートウォッチに適用可能なOLEDおよびMicroLED技術について、テクノロジーとイノベーションのトレンドに関するインサイトも提供しています。本レポートではApple、Garmin、Google、Fossil、Honor、Huawei、Oppo、Samsung、Vivo、Xiaomiなど、25以上のブランドを追跡しています。 […]
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FPD注目技術 有機EL (OLED)

Biannual AR/VR Display Technology and Market Report [2024年12月発刊]

年2回刊

ディスプレイは拡張現実 (AR) / (VR) ヘッドセットで重要な役割を果たします。主要OEM各社は旗艦製品となるAR/VR機器の発売準備を進めており、ディスプレイメーカーは明るさ、コントラスト、解像度を向上させる技術の開発に取り組んでいます。この新レポートは、MicroLEDとOLEDを含むすべてのディスプレイカテゴリを対象とし、サプライヤーとそのロードマップの詳細情報を提供します。ヘッドセット内の光学部品との互換性についても解説しています。本レポートにはARとVRの両市場予測が含まれています。 […]
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FPD注目技術 テレビ (TV)

MicroLED Display Technology and Market Outlook Report [2023年11月発刊]

2023年11月

MicroLEDディスプレイ技術は急速に進歩しており、現在、商品化の初期段階にあります。ただし、Apple、Samsung、Facebookといった企業が推進しているものの、信頼できるサプライチェーンの確立と製造コストの削減には依然として課題が残ります。本レポートは、主に製造技術の選択によって異なる技術的障害を採り上げます。また、ディスプレイ業界の競争環境に関するDSCCの分析に基づいた、2028年までの市場予測も収録しています。本レポートは、LEDメーカー、パネルメーカー、技術開発企業、OEM、組み立て請負企業、エンドユーザーなど、MicroLEDサプライチェーンのすべての企業のお役に立ちます。 […]
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