Press Releases

田村喜男の視点 他

[3月号] 2023年のFPD製造装置メーカーランキング

March 1, 2024

2023年のFPD製造装置売上高ランキングでは、キヤノンが2年連続で首位を維持した。この売上高にはキヤノントッキが含まれており、キヤノンとトッキを分けた場合には、Applied Materials (AMAT) が首位、キヤノンが2位、キヤノントッキが3位となる。続きを読む

[2月号] CES 2024から見えたAdvanced TV技術

February 5, 2024

世界経済の低迷に伴い、2023年に続いて24年も苦戦が予想されるTV市場だが、先月開催されたCES 2024には4000社以上が出展し、コロナ禍以前の活気を取り戻したように映った。各社が最新のFPD技術を数多く披露し、あの手この手で消費者の購買意欲を喚起しようと躍起だが、そのなかから大型FPDに注目して紹介する。続きを読む

[1月号] 2024年のFPD市場トレンド

January 10, 2024

DSCCでは、2024年のFPD需要面積 (液晶+有機EL) の伸び率を前年比5.9%増、生産能力の増加率を同3.2%増と予測している。いずれもマイナスだった2023年から回復する見通しで、製品在庫が正常化して市況が上向くと見込まれる4-6月期から復調を感じられるようになるだろう。続きを読む

Counterpoint ResearchがDSCCを買収、 ディスプレイとサプライチェーンの専門知識にさらなる深み

December 14, 2023

Counterpoint Research は、供給サイドでは半導体/部品/製造、需要サイドではスマートフォン/家電/PC/サーバー/ネットワーク/自動車/産業/その他コネクティッドエンドマーケットをカバーしている、世界有数のテクノロジー業界リサーチファームです。Counterpoint Researchはこのたび、ディスプレイ業界のスペシャリストである Display Supply Chain Consultants (DSCC) の買収を完了しました。続きを読む

[12月号] 2024年のFPD投資トレンド

December 14, 2023

DSCCは、2024年のFPD装置需要は23年比82%増の85億ドルになると予測している。需要が大きく縮小した2023年から大幅に回復するが、液晶への新規工場投資はなく、有機ELの戦略投資案件に限られそうだ。戦略投資の一つとして注目されるのが、G8.7のIT用有機ELだ。続きを読む

[11月号] 11/28 FPD産業分析セミナーの見どころ

November 1, 2023

DSCCは、11月28日 (火) に「DSCC発 FPD産業分析セミナー」を東京コンファレンスセンター・品川5階大ホールで開催する。魅力あるプログラムを取り揃え、まだ不透明感の強い2024年のFPD産業の大局を洞察する。LCD市場では、中国パネルメーカーが再び工場の稼働調整に入った。続きを読む

[10月号] スマートフォン用OLEDに価格反転の兆し

October 11, 2023

スマートフォン市場の低迷で価格下落が続いてきたフレキシブル有機ELに、ようやく反転の兆しが出てきた。下がりきった末の「若干の値戻し」と言え、パネル各社の黒字転換には当分至らないが、拡大する一方だった赤字幅を小さくすることには寄与しそうだ。続きを読む

[9月号] 緩み始めたFPD工場稼働率

September 7, 2023

春先から稼働率の上昇が続いてきたFPD工場だが、8月半ばに潮目が変わって緩み始め、一転して稼働調整の様相を呈してきた。9月は良くて横ばい程度の操業が見込まれ、7-9月期で見ると当初の想定どおり稼働率は1-2%下落しそうだ。続きを読む

[8月号] 遅れ気味の新型iPhone

August 3, 2023

今年も4モデルの発売が予定されているアップルのiPhone。今のところ例年どおり9月に発売予定だが、パネルや部材の遅れから、早くも「一部モデルは初期出荷の台数が限定される、あるいは発売時期がずれる」と噂される状況にある。続きを読む