
TV用LCD価格 (2月度分析)
TV用LCD価格は2022年9月に底を打ち、第4四半期には価格が上昇したサイズもあったが、その上昇は長くは続かなかった。12月から2月にかけて価格に動きは見られず、こう着状態にあるようだ。ほとんどのサイズの価格は第4四半期に上昇したが、値上がり幅はわずかだった。
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TV用LCD価格は2022年9月に底を打ち、第4四半期には価格が上昇したサイズもあったが、その上昇は長くは続かなかった。12月から2月にかけて価格に動きは見られず、こう着状態にあるようだ。ほとんどのサイズの価格は第4四半期に上昇したが、値上がり幅はわずかだった。
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2022-2023年のスマートフォン市場において、iPhone 14シリーズが数少ない好材料であることは間違いない。経済の低迷にもかかわらず、このシリーズによってAppleはシェアを拡大し、ASP (平均単価) はiPhone 13シリーズを超える水準に上昇している。
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FPD業界は史上最悪レベルの不況に苦しんでおり、厳しい状況は今後2~3四半期続くと見られるが、DSCCの Quarterly MiniLED Backlight Technologies, Cost and Shipment Report では、MiniLEDが引き続き有望であることが明らかになっている。
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DSCCが先週リリースした Quarterly All Display Fab Utilization Report 最新版によると、Q2’22に始まったFPD生産ライン稼働率の低下は底を打ったものの、2023年上半期の回復はDSCCの当初予測より遅いという。2022年の減速は2008年以来最も深刻で、おそらく史上最悪のものだった。
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急成長しているノートPC用OLED市場を完全に支配しているSamsung Display (SDC) だが、ただ立ち止まっているわけではない。SDCは2022年にノートPC用OLED市場でシェア99.8%を獲得、2023年も99.3%のシェアを確保すると予測されている。
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先週、Appleが2024年にMicroLEDを搭載したApple Watchをリリースすることが広く報道された。DSCCでは、MicroLEDの生産は確かに2024年に始まるが、Appleからの新製品発売は2025年になる可能性が高いと見ている。
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1月27日 (金) のLG Displayを皮切りに、今後数週間でFPDメーカー各社の第4四半期決算発表が相次ぐ。2022年第1四半期から第3四半期まで明らかな下降トレンドにあったFPD業界だが、これからは最悪の事態が終わり、回復し始める兆候を探すことになる。
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先週開催されたNeedham Growth Conferenceにおいて、Universal Display Corporation (UDC) の社長兼CEOであるSteve Abramson氏が同社の青色燐光エミッター開発の進捗状況について発表した。同氏はSamsung Displayとの長期契約に関する最近の発表についても説明し、UDCの2022年収益予想が5.9億ドルから6.1億ドルの範囲であることを改めて認めた。
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AR/VR/MR分野において、ディスプレイ技術の観点から最も印象的だった展示は、Panasonicの完全子会社であるShiftallが販売するPanasonic製ヘッドセット、MeganeXである。Shiftallはこの製品を「超軽量で6DoFを実現するSteamVR対応VRヘッドセット」と表現している。このヘッドセットはKopinが提供するMicro OLEDディスプレイ (1.3インチで解像度2560 x 2560) を2枚搭載している。
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CES 2023でSamsung Display (SDC)が、自動運転車市場を対象とした新たな車載製品「New Digital Cockpit」を初めて発表した。この製品は34インチと15.6インチのディスプレイを組み合わせたリジッド型OLEDである。大型スクリーンにはスリムベゼルを採用、自動運転時にはエンターテイメントディスプレイとして使用できる。
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