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FOR IMMEDIATE RELEASE: 11/07/2025
貿易戦争下における世界経済とテクノロジー産業~11/19セミナーのポイント解説
日本支社長 兼 グローバルVPアナリスト 田村喜男Counterpoint Research, Japan (東京) -
[ご案内] カウンターポイントTechセミナー 2025
カウンターポイントリサーチは、11月19日 (水) 午前中に「FPD産業分析セミナー 2025年後期版」を開催後、午後からは、今テクノロジー産業で最も注目されるキーワードをピックアップした新企画「カウンターポイントTechセミナー 2025」を国内初開催します。
その副題を「日本のTech産業が切り拓く、AIと貿易戦争の航路」と定めて、カウンターポイントリサーチ日本支社長・田村喜男による「貿易戦争下における世界経済とTech産業」ではトランプ関税がエレクトロニクス産業に与える影響を解説するほか、「スマートオートモーティブ」、「半導体業界の成長とAIにおけるメモリ」、「ファウンドリー2.0と半導体業界における成長」、「新しいAIエコシステムを理解する」、「スマートフォン&XR最前線」といった注目テーマの講演、さらには「パネルデュスカッション~貿易戦争×AI時代と対峙する日本Tech産業」をご提供します。
日本、米国、韓国、台湾で活躍する各分野の専門アナリストが登壇し、グローバル調査会社であるカウンターポイントリサーチの幅広い知見を披露、多面的な視点からエレクトロニクス産業全般の現在・未来を展望します。セミナー終了後には懇親会も開催、各産業の専門家たちとの意見交換にお役立てできると嬉しい限りです。ご参加を心からお待ちしています。
カウンターポイントリサーチ
日本支社長 兼 グローバルVPアナリスト
田村喜男
セミナー開催記念 登壇アナリストインタビュー (電子デバイス産業新聞)
当社は、11月19日午前中に東京コンファレンスセンター・品川5階大ホールにて「FPD産業分析セミナー 2025年後期版」、続いて午後から今テクノロジー産業で最も注目されるキーワードをピックアップした新企画「カウンターポイントTechセミナー 2025」を開催する。
このうち、午後の部の「カウンターポイントTechセミナー 2025」では、筆者が『貿易戦争下における世界経済とテクノロジー産業』と題した講演を行う。米国の関税政策に端を発した世界貿易戦争、米中貿易・技術戦争、インフレ動向、中国経済の悪化、中東紛争、ウクライナ戦争、欧州の不安定な政治といったリスクやインパクトを取り上げ、シナリオ分析を解説する。また、これら各種の世界経済動向を踏まえ、スマートフォンや半導体などテクノロジー産業の大局的な動向と展望も解説する予定だ。
2025年前半は、米トランプ政権の関税政策が世界経済を大きく揺さぶったが、現時点では米国および世界各国の経済指標に大きな影響を及ぼしてはいない。上期中には、関税の影響を避けるため生産拠点を中国から東南アジアなどへ移す動きなどがみられ、実際にアップルはiPhoneの生産を中国からインドにシフトするなどした結果、現在のところ需要面で大きな変化は起きていない。
米国および世界のテレビ市場は台数ベースで横ばいを維持している。もともと米国向けのテレビ生産はメキシコが中心であるため関税の影響は軽微とみられていたが、その推測どおりに推移しており、米国市場の上期出荷台数は前年並みを維持した。スマートフォンへの影響も軽微で、アップルに関しては新モデルiPhone 17の販売が例年よりも好調に推移している。
パソコンやモニターといったIT関連の需要も堅調だ。関税発効前は中国が世界の約3分の2以上を生産しており、それが他国へシフトされるという動きがあったものの、Windows 10のサポート終了という追い風があったとはいえ、ディスプレイパネルの購買は順調で、7-9月期まで生産調整が行われることはなかった。
一方、中国は、国内経済こそ徐々に弱くなってきている印象はあるものの、産業分野における強さに衰えは感じない。今後も引き続き、米国との輸出入規制における綱引きがどう推移するのかが、今後の世界経済の行方を大きく左右することになるだろう。
本セッションでは、米中そして欧州の経済見通しを共有するとともに、スマートフォン市場やAIを含めた半導体市場などの動向、関税のインパクトなどを解説し、2026年の展望を感じていただける機会としたい。
カウンターポイントリサーチ
日本支社長 兼 グローバルVPアナリスト
田村喜男
(聞き手:電子デバイス産業新聞 特別編集委員 津村明宏氏)
カウンターポイントTechセミナー 2025~演目と講師陣
Session 1 『貿易戦争下における世界経済とTech産業』
日本支社長 兼 グローバルリサーチバイスプレジデント 田村 喜男
Session 2 『スマートオートモーティブ』
カウンターポイントリサーチ (米国)
アソシエイトディレクター Greg Basich
Session 3 『半導体業界の成長とAIにおけるメモリ』
カウンターポイントリサーチ (韓国)
リサーチディレクター MS Hwang
Session 4 『ファウンドリー2.0と半導体業界における成長』
カウンターポイントリサーチ (台湾)
シニアアナリスト Jake Lai
Session 5『新しいAIエコシステムを理解する』
カウンターポイントリサーチ (日本)
リサーチディレクター Marc Einstein
Session 6『スマートフォン&XR最前線』
カウンターポイントリサーチ (日本)
シニアアナリスト 宮下 洋子
Session 7『パネルディスカッション~貿易戦争×AI時代と対峙する日本Tech産業』
ゲストモデレーター)
産業タイムズ社 代表取締役 副社長 兼 電子デバイス産業新聞 特別編集委員
津村 明宏氏
開催概要
【名称】カウンターポイントTechセミナー 2025
【主催】カウンターポイントリサーチ (グローバル)
【後援】電子デバイス産業新聞
【日時】2025年11月19日 (水) 12:30受付 13:00開演~17:50頃閉演※最長18:00
※閉会後に名刺交換・懇親会 (隣接部屋で約1時間:事前ご登録不要)
【会場】東京コンファレンスセンター・品川 5階大ホール (地図)
【受講料】
・有料コ―ス:お一人様 15,000円 (税込み16,500円)
※全講演分のPDF電子ファイル付き
※開催前にPDF請求書をメールさせていただきます
※クレジットカードまたは現金でのお支払いは承っておりません
・無料コ―ス:無料 [日本国内の、かつテクノロジー産業企業様のみ]
※当日ご来場者様に限り、PDF電子ファイルを「1枠分」ご選択
【配布物】講演冊子のご提供はありません。上記のPDF電子ファイルのみとなります
【言語】同時通訳サービスはありません
・日本語 (Session 1,6)
・英語 (Session 2-5) ~補助的に、AI機械翻訳による字幕表示予定
【閲覧権】ご登録者様のご所属企業・団体様内にてご共有できます
※関連企業・団体様は対象外となります
【窓口】セミナー事務局 (担当: 加藤・甲斐)
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